「抜いた際、板割れが起こる」
「抜きを行ったあと、テーパーが発生し出来上がった製品の公差が外れている」
といった悩みをお持ちではありませんか?
それは抜き型を製造する際、スポンジの厚みや、スポンジの材質を考慮して設計されていないために、引き起こされるものです。
私たちノダでは、お客様が抜く材質の厚みや特徴、製造フローなどお客様の状況をしっかり把握したうえで、抜き型の作成を行います。
その結果、このような問題が発生することがないため、抜きを使用した製品の品質を高めることができます。
・ブリヂストン社製エバーライト(モラン、ズレン)
・三和化工製(サンペルカ)
・イノアック製(モルトプレン、ポロン、カームフレックス、P・E-ライト)
・積水化成品(ライトロン)
・日東電工(エプトシーラー)
~100mm
自動車向け部材、緩衝材、梱包向け資材
「材料の厚み」と「テーパー対策」を強く意識して抜き型の設計を行っております。
抜く材料の厚みに対し、板厚や刃物の高さが低すぎたり高すぎたりすると、刃倒れ、板割れを引き起こしてしまいます。
同時に、厚みのあるスポンジに抜きを行うと、スポンジの断面がタイコ状に膨らむといった、スポンジ特有のテーパーが発生しています。
そのため、片刃や捨て刃、巻き刃、薄刃の選定といったテーパー対策を行いつつ、お客様が生産される品質を最大限に良くさせるために最適な、板厚や刃物の高さを決定します。
また、お客様によっては刃高を統一して使っている所も多く見受けられます。
設計を行う前には材料と厚みと合わせて、刃高にご指定があるかを確認するといったように、抜き型の使用環境を隅々まで把握したうえで設計しております。
また、価格重視なのか作業性を重視するかで、型の仕様が分かれます。
そのため、まずはお客様のニーズをお聞きし、ご要望に合った型の提案をさせていただいております。
抜き材料は比較的に柔らかい物が多く、抜き型の刃に負担がかかりにくい設計を行っているため、一度型を製造すると長く使っていただくことができます。
最近では、高粘着の物と合わさった材料を打ち抜く事が多いため、お客様が抱えている非粘着対策のご提案をさせて頂きます。