お客様は抜き型のベース材に作業者の方がショット数をメモしておくという運用をされていました。打ち合わせの際に「この型で何ショット抜かれたのですか?」と聞いたところ、メモを見ても「いつ」「何ショットまで使用したのか」がわかりにくく、判別が困難な状況でした。その運用方法を何とかしたい、というご相談をいただきました。
紙のメモを使った場合、製品に混入する可能性があるので、木型自体のにベース材(土台)に工夫を施して作業をする方が分かりやすくメモできるような設計を提案いたしました。
「これはすごいですね!」というのがお客様からの第一声。現場で作業される方々から「管理しやすい!良いですね!」とご好評いただきました。まずは実験用にサンプルの木型として提案しましたが、ご好評いただいたので、実際にご利用されている木型にもこの仕組みを導入していただくことになりました。