真空トレー成型品のフック穴をトムソン型(木型・抜き型)で抜いた際に、穴カスが製品に付着してしまい困っている。
なんとかならないだろうか?
これまでに多数の方々から、真空成形品に静電気を帯び穴カスが付着するといった声を沢山いただいておりました。
これまで解決したノウハウを利用して今回も解決することができました。
内容としては、サイドポンチや鉄砲を用い、穴カスは完全に製品と別室に送り込む構造を設計しました。
その構造を実現することで、今までにない仕組みのトムソン型を作成することにより、ほぼ付着ゼロを実現することができました。
穴カスを除去するためのエアー吹きが不要になり、さらには検査の工程時間が従来より数段激減したとのこと。
その結果、生産効率が3倍になったと喜んで頂きました。
その後も横展開することで他のお客様への信頼に繋がったと思います。