成形トレーの内側に熱圧着でフィルムシートを貼るが、圧着時にかなりの加重を掛けるため、現在は固定治具をケミカルウッドで内製しています。ケミカルウッドは縦の力には強く対応できるが、成形に合わせた作りのため、突起部分の細部がよく欠けエラーが起きています。何とかならないでしょうか?
成形用の木型のノウハウを活かし、従来の成形用のトリム型の刃を逆挿しで提案しました。
その結果、お客様が心配されていた強度面と取り回しの良さが改善され、製造した木型(トムソン型)に満足していただきました。
製品一個ずつ製造されていたのを、シート状態で張り付け可能になったため、生産効率が上がったと喜んでいただくことができました!
ちなみにノダでは限られたサイズのケミカルウッド製の治具と違い、トリム式の治具であればサイズを幅広く対応可能となっています。