現在、立体物の突起がある既成のゴム成型品に、手による加工でドリル穴を開けているが、位置寸法もばらつき品質が安定しない。なんとかできないでしょうか?
ヒアリングしたところ、このゴム加工においてはとても手間がかかっており、時間というコストが非常に高いものになっていました。
さらにお話してみると、木型は平面を抜くことができても、立体があるものは難しいと考えられておられ無理と判断されていました。
しかし、ノダには真空成型品用の木型・トムソン型製造ノウハウがあり、難しい立体物であっても対応可能であることを伝え、試作の木型を製造した後にお客様に確認していただきました。
ポイントとしては、突起部分を逃がし、固定もできるトムソン型・木型として設計・製造した点であり、その結果製品の精度も高く、製造時間も短縮することができました。
現在ではさらに改良を重ねた木型・トムソン型を使用していただいており、非常にお喜びになられています。
生産効率・品質ともに上昇しているようです!