人を売る会社
2014.01.27
思うこと
ノダという会社はかなり特殊なようです。
業界でマフィアと時折称される通り相当血の濃い集団です。
僕はノダしか知らないのでこれが普通だと思っていたのですが、どうも普通ではないとココ数年感じるようになりました。
僕はこれまでいろいろな企業の経営者とお話をさせて頂く機会に恵まれてきました。
上場してる企業もあれば、国際的に活躍する企業、圧倒的な世界シェアを持つ会社、飲食業界の帝王にアパレルのTOPとか本当か嘘かわからない人達と飲み食いし、実際の会社を見ましたが、ノダ以上の血の濃い組織はありませんでした。
組織力を数値ではかる事は難しいですが、間違いなくこの業界での「結束力」は世界でダントツの1位です。
では、どのようにしてこんな組織が出来たのか?
答えは簡単でコミュニケーションに次ぐコミュニケーション、そしてコミュニケーション。
本音で語り、本気でぶつかり、一生懸命仕事して、むちゃくちゃになるまで遊んで、飲んで泣いて笑う。
そんなベタで単純な繰り返しにしか、人間同士の信頼関係構築はないと思います。
僕達はロジカルな戦略や計画を大事にもしますが、何より精神論を大事にする会社です。
「愛」「気合い」「覚悟」「攻める」
なんて言葉が毎日あちこちで飛び交って、自分で言うのもなんですが、ヤケドするほど熱い会社です。
会社で最も大事なものは、設備でも金でもない。
「人・人・人」
とにかく人。
お互いに信頼出来る人の集団があるとすれば、どんな仕事をしても成功しそうじゃないですか?
遠慮せず互いに檄を飛ばし、本気の奴らばかりの組織は成長するしかないでしょ?
製造業という立場から、技術を売りにしなければいけないのかもしれませんが、ノダの売りは「人」に尽きると信じて僕は現在もコレからも経営をしていきます。