『最低男からの脱出』
2018.09.28
思うこと
今月僕は46歳になり会社経営20年目に突入しました。
合わせてグローバル化を掲げ舵取りをして10年が経ちます。
現在は日本企業でありながらたくさんの海外メンバーに囲まれ
お互いを尊重しあえる関係を保ちながら成長を続けています。
が。。。昔の僕は権力に弱く人により差別する人間で
国や肌の色で上下を値踏みする最低な男でした。
そんな男が大阪の片隅で
小さな小さな零細企業を経営し少しずつ成長して
たくさんの人が入ってきて
「ノダ」という看板の下に一生懸命に頑張る仲間が増えました。
こんな不完全な男についてきてくれる彼らが可愛くて仕方なくなった。
だから大きな力が理不尽な事をしてきても歯向かえた。
やがて視線は海外に向けられ海外を行き来し
会社を起こし多くのアジアのメンバーと共に働いていると
言葉や習慣や食べ物の違いなんか関係なく
今度は海外の仲間達が可愛くて仕方なくなった。
経済力の違いや先進国だなんていうおごりがダサく思えてきた。
人生の半分近くを経営者として生き
経営の半分を海外と関わり
お互いに助け合いの中で生きている日々。
振り返れば知らぬ間に自分の中にあった
保守的で傲慢な偏見と固定概念はなくなっていました。
成長しグローバル化して行くという事は
自分の許容を拡大し教養と知識を膨らませ
小さな自分・最低だった自分自身からの脱出です。
そして”なりたい自分になれる”強力な手段です。
だからもっと理想に近づけるよう
これからも旅を続けたいと思います。